hamlogとCTESTWINを両方立ち上げで、どちらでも
          CATデータが読み込めるようになった。!

 

Ham用の各種アプリケーション(Hamlog、CTESTWIN、MMTTY、MMVARI)は専用のミニノート上で動作しています。
リグは1000MP。
CATデータを232C=>USB変換して、読み込んでいますが、困ったことに、いくつものアプリを同時に起動した場合、
最初に立ち上げたアプリケーションがCATのポートを独占してしまい、アプリケーションを切り替えても、Rigデータを読み込
めませんでした。
コンテスト参加中に参加していない局とQSO。こんな時、別のPCでHamlogを起動しておいて、データ入力。なんてい
う煩わしい事をやっておりました。そこで、何とか1台ののPCのデスクトップ上でアプリケーションを切替、同時にポートを
使う権限も変わるなんていう事はできないものかと、Google検索。
同じようなことで悩んでいる人もいるもので、「VSPE」というアプリケ-ションが使えるということが判りました。
一つのCOMportを分岐して、各アプリケーションが仮想的に作られたportを参照し、デスクトップでアプリケーションを切り替え
ると、同時にportの使用者?(アプリ)も切り替わるというもの。無事?目的達成できたので、顛末を書くことにしま
した。
・まずは必要なプログラムをDownload
  Virtual Serial Ports Emulator
  適当なところにインストール。
・232CportのcomNoを確認。
 私の場合は ”COM8”
  後のセッティングでCOM8を擬似的にCOM9に。
・セッティング
 ・「CreateNewDvice」
 ・「Splitter」
  「次へ」
Data source serial Port へ自分のPCのCOMNo
Virtual serial Port へアプリで共有するNoを。

「Settings」
  無線機の通信条件に合わせる。
 私の場合は 1000mpなので、左記。
「OK」
「完了」
▲で起動。

・ここで 動作環境をセーブ。
 適当なフォルダに 「***.vspe」が保存する。 
 ファイル名は自分で判るように適当に。
この後 Hamlog、CTESTWINを起動し、それぞれRigコントロールのPortを VirtialPortNoにする。
アプリを切り替えると同時に、Port利用権が変わり、どちらでもRigデータが読み込まれる。
ここでもう一つ、
コンピュータ立ち上げ時に、毎回 VSPEを立ち上げ、Hamlogを立ち上げ・・・・。
は面倒と、”スタートアップ”にショートカットを登録したものの・・・・。アプリケーションの起動順番の問題で、
Hamlogがポートを認識してくれない。
そこで、アプリケーションを順番に起動してくれる様ショートカットを作ってくれるソフトを使用する事に。
いろいろ探してみましたが、今回は「順太郎」 を利用させていただくことに決定。
このソフトは、起動のタイミングを時間やCPUの稼働状況を考慮し起動してくれる優れものです。
・「順太郎」 起動
・フォルダ作成 適当な名前で作る。
・ファイル追加  起動したい順番に登録する。
 「VSPE」
 UsbKeyre(これは当局の趣味)
 「Hamlog」
 コマンドの起動時に引数の設定ができるので、
 VSPEの起動時の引数に
 上で保存した「***.VSPE」を自動的に読み込んで
 くれるようにする。
 私の場合は下記。
 -minimize -hide_splash C:\JJ1RDX\VSPE/com8tocom9.vspe
 起動したら、最小化、して、C:\***/com8tocom9.vspe を読み込む・・・。かな?
最後に Hamlogの起動は VSPEを起動してから2秒遅らせる。
「待機状態 2秒」 
 ※これを入れないとPortのセッティングが完了してなくて、
  HamlogがPortが無いとerrorとなってしまう。
追加が完了したら、「=> テスト実行」

Hamlogが起動して、RigのCATがブリンクしたら、
無事セッティング完了。

この後 CTESTWIN や他のアプリを起動してみる。
デスクトップでアクティブとなったアプリでRIGデータが
読み込みできるようになっているはず。

「スタートアップにショートカットを作成」
次回PC機動から、ちゃんと順番に自動起動してくれます。
これば便利です。
以上で、PC起動時に自動的にPortの併用セッティングができ、
デスクトップ上にあるアプリそれぞれがアクティブとなったときRigのデータを読み込めるようになりました。
VSPE Freeは32bitCPU用です。64bit用はShareware です。
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